ゲストランナー
みちした みさと
道下 美里
〈マラソン出場〉
1977年生 山口県下関市出身 福岡県大宰府市在住
三井住友海上所属
2004年盲学校在学中に陸上競技と出会い、2008年からフルマラソンに挑戦する。
144cmと小柄だが、「あきらめない心」「挑戦する心」で、次々と各地の大会へ出場。
2016年 | リオデジャネイロパラリンピック銀メダル |
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2017年~2019年 | WPAマラソン世界選手権(ロンドンマラソン)優勝 |
防府読売マラソン優勝 | |
2019年~2020年 | 別府大分毎日マラソン優勝 |
2020年 | 防府読売マラソン優勝(2時間54分13秒)※世界新記録 |
2021年 | 東京2020パラリンピック金メダル(3時間00分50秒)※パラリンピック大会新記録 |
2023年 | 東京レガシーハーフマラソン優勝 |
2024年 | パリパラリンピック(マラソン女子視覚障がい(T12))銅メダル |
ねこ ひろし
猫 ひろし
〈マラソン出場〉
1977年8月8日生まれ、千葉県市原市出身。
2001年より芸人活動を開始。
2003年よりワハハ本舗所属。
2006年「TBSオールスター感謝祭/赤坂5丁目ミニマラソン」で好成績を出し、マラソンジムに通うようになる
2008年 東京マラソンで本格的にマラソンに着手。
2011年 カンボジアにてオリンピック代表になるべく国籍を変更。
2012年2月の別府大分マラソンで当時のカンボジア1位の記録でゴールしロンドンオリンピックカンボジア男子マラソン代表決定
一度、カンボジア代表でロンドンオリンピック出場決定となるが、国際陸上競技連盟(IAAF)から、国際競技会で代表経験がない選手について新たな規定が導入され、国籍取得後1年が経過していない場合は、(1)連続した1年の居住実績 (2)国際陸連理事会による特例承認のいずれかが必要になったことから、参加資格を満たしていないと判断され、ロンドンオリンピックは叶わなかった。
その後もオリンピック出場の夢を追い続け、4年間カンボジアで1位を死守。2016年リオデジャネイロオリンピック/男子マラソンカンボジア代表で出場し、138位で完走した。
世界で初めて芸人がオリンピックに出場した足の速いお笑い芸人である。
ベストタイムは2時間27分02秒(東京マラソン2023)
とさ れいこ
土佐 礼子
〈マラソン出場〉
愛媛県松山市出身。
松山商業高校時に陸上競技を始める。
松山大学在学時、愛媛マラソンで初優勝を飾る。
1999年三井住友海上火災保険(旧三井海上火災保険)入社。
2001年エドモントン世界選手権銀メダル、2004年名古屋国際女子マラソン優勝、2004年アテネ五輪5位入賞、2006年東京国際女子マラソン優勝、2007年大阪世界陸上銅メダル、2008年北京五輪出場。
引退後はアドバイザーとして後進の育成にあたるほか、ゲストランナー、講演会などを通じ走る楽しさを発信している。
マラソンベストは2時間22分46秒(2001年ロンドンマラソン)
やまざき ゆうき
山﨑 勇喜
〈マラソン出場〉
富山県出身。
長谷川体育施設(株)陸上競技部(2006年4月~2011年3月)
自衛隊体育学校陸上班(2011年4月~2019年2月)
50km競歩の元日本記録保持者
2004年 | アテネ五輪50km競歩16位 |
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2005年 | ヘルシンキ世界選手権50km競歩8位入賞 |
2008年 | 北京五輪20km競歩11位50km競歩7位入賞 |
2012年 | ロンドン五輪50km競歩出場 |
50km競歩 3時間40分12秒(日本歴代5位)
けん玉ランナー
〈マラソン出場〉
全国のマラソン大会の魅力を発信しているYoutube登録者数2.5万人超えのランニング系インフルエンサー。
2022年4月以降、10大会連続のサブ3を達成し、今シーズンは2時間50分切りに挑戦している。
みやもと かずとも
宮本 和知
〈2kmファンラン出場〉
生年月日:1964年2月13日 山口県下関市出身
略歴:下関工業高校(現下関工科高校)卒業後、川崎製鉄水島製鉄所入社
1984年 | ロサンゼルスオリンピック日本代表・金メダル獲得 |
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読売巨人軍にドラフト3位指名 | |
1985年 | 読売巨人軍入団 |
3度の胴上げ投手を経験(‘89年セ・リーグ・日本シリーズ、‘90年セ・リーグ) | |
1997年 | 引退(通算成績66勝62敗4セーブ防御率3.60) |
2008年 | 山口ふるさと大使就任 |
2019年 | 読売巨人軍1軍投手総合コーチ |
2020年 | 読売巨人軍1軍投手チーフコーチ |
2022年 | 読売巨人軍球団社長付アドバイザー |
読売巨人軍女子硬式野球チームチームアドバイザー | |
ジャイアンツアカデミー校長 | |
2023年 | 読売巨人軍社長付アドバイザー |
読売巨人軍女子野球監督 | |
ジャイアンツアカデミー校長 |
招待ランナー
2021年に開催された東京2020パラリンピックで金メダルを獲得された下関市出身の道下美里選手の功績を讃え、ブラインドランナーをご招待しました。
いまい ゆうじ
今井 裕二
〈マラソン出場〉
1967年7月11日生まれ。兵庫県西宮市出身。
高校2年の夏、網膜色素変性症の進行によりドクターストップがかかり、一度は陸上競技を断念。
1987年下関市立大学に入学し、落語研究会に所属。下関を中心に様々な舞台で落語を披露するが、目の病状がさらに悪化したため、3回生でやむなく中退。
兵庫県に帰郷し、盲学校に入学。そこで、全盲のクラスメイトが音を目の代わりとして全力で走る姿に感銘を受け、陸上競技を再開。
2000年、シドニーパラリンピック入賞など跳躍競技で活躍。短・中距離競技を経て、2013年から苦手だったマラソンに挑戦し、新たな自分探しを始める。
悪戦苦闘が続いたが、現状打破を目指し続けていると、遂に下関に凱旋できる場が連続して訪れた。11月1日には母校での落語&講演会、2日には海響マラソンに招待選手として出場。不治の病から這い上がった姿を伝える恩返しの舞台が、35年かけて実現したのである。仲間や恩師、そして下関の皆様に感謝を伝え、懐かしい街並みを心の目で記憶に刻みながら走り抜ける。
- 主な競技歴:
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1998年 IBSA第1回世界視覚障害者陸上選手権(スペイン・マドリード)
全盲の部:三段跳び銅メダル、走り幅跳び6位入賞1999年 第7回フェスピック(タイ・バンコク)
全盲の部:三段跳び金メダル、走り幅跳び銅メダル2000年 第10回パラリンピック大会(オーストラリア・シドニー)
全盲の部:三段跳び6位、走り幅跳び7位入賞2003年 IBSA第2回世界視覚障害者陸上選手権(カナダ・ケベック)
全盲の部:三段跳び銅メダル、走り幅跳び7位入賞2004年 第15回日本障害者陸上競技選手権大会(大阪・長居)
全盲の部:400m日本新記録、100m優勝2005年 第16回日本障害者陸上競技選手権大会(大阪・長居)
全盲の部:800m優勝(日本新記録)、100m優勝2007年 第26回兵庫マスターズ陸上競技選手権(兵庫・ユニバー)
一般の部(40 44歳):100m優勝、60m優勝2021年 第36回青島太平洋マラソン(宮崎)
フルマラソン全盲の部:優勝2023年 第31回福知山マラソン(京都)
フルマラソン全盲の部:準優勝2024年 第32回福知山マラソン(京都)
フルマラソン全盲の部:準優勝ベストタイム:2025年姫路城マラソンにて、3時間30分59秒
いわさき りょうすけ
岩﨑 良祐
〈マラソン出場〉
生年月日 2001年11月30日
出身 山口県下関市
宇部鴻城高等学校→周南公立大学→下関南総合支援学校
小学校2年生から陸上競技を始めた。大学4年生まで一般で競技をしていた。支援学校に入学と同時に障害者陸上を知り、競技を新たに始めた。目標はパラリンピックの出場。
- 主な競技歴:
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2024年 第23回全国障害者スポーツ大会
800m・1500m優勝
まつなが ゆみ
松永 由美
〈マラソン出場〉
1962年生 福岡県福岡市在住
大濠公園ブラインドランナーズクラブ所属
現在の見え方は、両目とも光を感じるくらい
30代半ばに、難病の網膜色素変性症と診断される。少しずつ見えなくなっていく日々に気持ちもふさぎがちになり、外出も減っていく。
50歳になり、苦手なことに挑戦して自分を変えたい、前に進みたいと思い、ランニングを始めた。思うように走れず、やめようと思っていたころ、初めて参加したリレーマラソンで、仲間と絆をつないで走る喜びを体験。
走ることが楽しくなり、54 歳で初めてのフルマラソンを完走した。トラック競技にも挑戦し、60歳で全国障害者スポーツ大会に参加して800mと1500mに出場。障害があっても、目標を持ち一緒に楽しんでくれる仲間がいると道が開かれていくことを、実感した。
ブラインドマラソンは、練習から本番まで視覚障害者ランナーと晴眼者ガイドがともに励ましあい支えあい、同じゴールを目指す喜びいっぱいのスポーツ。多くの人に知ってもらい、体験してもらえることを願って、これからも走り続けたいと思っている。
- 参加フルマラソン大会:
- 福岡マラソン/青島太平洋マラソン/北九州マラソン/名古屋ウィメンズマラソン /さが桜マラソン